トランポリンの歴史

コミセン事務局長　佐々木茂雄

体育館の物置の中に、立派なトランポリンが眠っている。
何とか有効な活用をと考えたいものとその歴史を探って見た。
昭和50年3月25日、花北地区コミュニティセンター完成。この年の6月に、日本宝くじ協会よりトランポリンは寄贈されている。翌年の昭和51年3月に体育館及び花北公園が完成され、昭和51年9月に花北会館完成、10月総会、落成式、祝賀会が行われている。
元花巻市体育館の職員である伊藤源一さんからお聞きすると、「当時、3級指導者資格授与のトランポリン指導者講習会を市の体育館で行った。その受講者の中から、下小舟渡の佐藤順子さん（現澤田順子さん）を指導者としてお願いした。」との事。現在残っている利用許可申請書によりますと、体育館完成の昭和51年9月14日から3日間、10月5日をはじめ4回、子ども達を集めトランポリン練習会を行っている。
その後、体育館利用申請書が出ていないので不明であるが、「体育館内にそのままにしておくと、子ども達の中に怪我人が出るので」と物置にしまったようである。
澤田順子さんのお話では、「当時、子ども達より、お母さん方の方が熱心であった。また、体育館の利用が盛んで、お母さん方の希望する日が取れなく苦労しました。」と。
なんとか、トランポリンの有効な活用を考えたい。