花北地区コミュニティ計画(平成28年策定)

 

平成28年4月

花北地区コミュニティ協議会

 

==目次==

第1章 花北地区の概要・・・・ 1

第2章 コミュニティ計画の基本的な考え方

   第1節 計画策定の趣旨・・・・ 1

   第2節 計画の位置づけ・・・・ 1

   第3節 計画の期間・・・・ 2

   第4節 計画の構成・・・・ 2

   第5節 計画の基本方針・・・・ 2

   第6節 計画の推進・・・・ 2

第3章 地域の現状と課題

   第1節 人口について・・・・ 3

   第2節 児童・生徒数の推移について・・・・ 4

   第3節 花北地区の防災・・・・ 5

   第4節 花北地区の文化財・・・・ 5

   第5節 自治会の活動について・・・・ 6

   第6節 自主防災組織について・・・・ 7、8

花北地区コミュニティ計画体系図・・・・ 9

第4章 基本計画

   第1節 安全・安心なまち・・・・ 10

   第2節 環境に優しいまち・・・・ 10

   第3節 健康・福祉のまち・・・・ 10

   第4節 子どもを育むまち・・・・ 11

   第5節 教育・文化のまち・・・・ 11

   第6節 ふれあいと交流のまち・・・・ 12

第5章 計画推進体制・・・・ 12

 

第1章 花北地区の概要

 花北地区は、市の中心市街地の北部に位置します。現在の花北地域は、花巻村と呼ばれ、花巻郡代の北松斎公(きたしょうさいこう)が開町したといわれる文禄2年(1593年)に花巻城の北西から北東にかけて発展した地域で、四日町が最初に開かれ、その後一日市町などが続き、これらの町が中心となって形成されました。
 町の南北に奥州街道が走り、その西側に瑞興寺、雄山寺、妙圓寺、順覚寺、廣隆寺、自性院や愛宕神社(花巻神社)、小舟渡八幡宮、鳥海神社、坂本稲荷神社といった寺社が配置されており、御仮屋(参勤交替等の宿)、代官所、制札場(せいさつば)、西御蔵などの藩の施設や商家が立ち並び賑わっていました。
 昭和に入り、花巻市の土地区画整理事業により現在の桜台や星が丘、本舘地区が新市街地として整備され、同時に四日町北、下幅地区も組合施行による整備がなされ、良好な住宅地として発展してきました。
 地区は、11行政区で構成され、3,900世帯、本市の人口の約1割に相当する9,900人余が居住しております。
 基幹道路網のほか多面的な社会資本も整備され、交通の利便性や生活環境の向上により商業地や住宅地として本市の中心的役割を担う地域として発展しております。

第2章 コミュニティ計画の基本的な考え方

第1節 計画策定の趣旨

 現行の花北地区コミュニティ計画は、平成19年に花巻市が策定した花巻市総合計画において「市民参画・協働のまちづくり」を地域づくりの基本理念としたことを基にして「花北地区コミュニティ会議」を立ち上げた後、平成20年度に策定し、平成27年度が最終年度となっております。
 花巻市は、少子高齢化と人口減少社会の到来、地方分権の進展、更には東日本大震災のような予期せぬ災害の発生など本市を取り巻く社会情勢の変化に対応し、本市が目指すべきまちの姿とまちづくりの基となる新たな総合計画(花巻市まちづくり総合計画)を平成27年に策定しました。
 こうした背景をもとに、自分たちの身近な地域課題は地域で解決し、自主・自立ある地域社会の形成を図るため、総合的かつ計画的なまちづくりを推進するための指針として策定するものです。

第2節 計画の位置づけ

本計画は、花北地区コミュニティ協議会規約第2条に規定する目的を達成するための基本計画として策定するものです。

※抜粋 第2条(目的)
本会は、身近な地域課題を掘り起こし、地域住民自ら考え実践して、健康で明るく豊かな活力ある住みよい地域づくりを推進することを目的とする。

第3節 計画の期間

平成28年度(2016年度)から平成35年度(2023年度)までの8年間を計画期間とし、花巻市まちづくり総合計画の最終年度との整合性を図ります。

第4節 計画の構成

(1)基本計画(基本施策)

平成35年度を目標年次とし、今後の花北地区のあるべき姿(将来像)と基本的な姿勢(基本理念)を定め、それを実現するための基本的な施策を明らかにするものです。

(2)実施計画(事業計画)

基本計画に定められた基本的な施策を具体的に明示するもので、経済社会情勢の動向等を勘案しながら事業計画として、基本施策の体系と整合性を図りながら毎年度作成するものです。

第5節 計画の基本方針

(1)将来都市像

本地区は、歴史と伝統ある地域と発展目覚ましい新興住宅地のなかで地域住民の弛まぬ努力により豊かな地域形成がなされてきました。
この素晴らしい他にはない貴重な地域の資源をいかしながら、豊かで活気があり「人」と「まち」がいきいきと輝き満足度が高く魅力的なまち、そして、住んでみたい、住んでよかった、いつまでも住み続けたいと心から思えるような、安全・安心でやすらぎのある「我が花北地区」が実感できるよう、目指す地域の将来像を次のように設定します。

ひとがつどい やすらぎと活力に満ちたまち 花北

(2)基本理念

まちづくりは、そこに日々暮らす人々の目線に立って行われなければならず、またそこに暮らす人々も街づくりに対して無関心であってはいけません。自助・共助・公助の精神を基本姿勢として、地域住民が主体的に参画するとともに各種団体との連携を図り、市民と行政が支え合う協働のまちづくりを進めます。

第6節 計画の推進

本計画の推進にあたっては、一過性に終わることなく、活動を検証するとともに、継続して活動を推進します。

▲ 目次に戻る

第3章 地域の現状と課題

第1節 人口について

全国的に人口減少が進行する中、本市も例外ではなく、平成35年には、90,000人を切るものと推測しています。今後のまちづくりを進めるにあたって大きな課題です。
花北コミュニティ地区内の平成27年10月末の総世帯数は、3,982世帯(花巻市市民登録課資料) であり、1世帯当たり人口数は、2.48人となっています。
平成20年10月末の区域内の数値と比較すると、1世帯当たり人口数は、2.60人となっており0.12人の減少となっています。
地域全体でみた場合、宅地化が進み、人口及び世帯数の増加とともに1人住まいも増えているところです。
また、花巻市全体の平成27年10月末の総世帯数は、36,705世帯であり、1世帯当たり人口数は2.70人となっており、本地区は花巻市全体の平均世帯員数を0.22人下回っています。

花北コミュニティ地区の人口と世帯数(平成27年10月)
(単位:世帯、人)
地区合計世帯数1世帯あたりの構成員
浅沢8078441,6516042.73
星が丘一丁目5776181,1954782.50
四日町1-1区93109202842.40
四日町1-2区4504639133902.34
四日町二丁目2322464782062.32
四日町三丁目5976201,2174712.58
一日市6980149592.53
愛宕町2112164272122.01
桜台7157591,4746022.45
坂本町92129221982.26
小舟渡9181,0351,9537782.51
合計4,7615,1199,8803,9822.48
花巻市全体47,09851,99899,09636,7052.70
花北コミュニティ地区の人口と世帯数(平成20年10月)
(単位:世帯、人)
地区合計世帯数1世帯あたりの構成員
浅沢7407741,5145182.92
星が丘一丁目5815841,1654312.70
四日町1-1区101119220872.53
四日町1-2区3793927713202.41
四日町二丁目2472675142012.56
四日町三丁目5325201,0524032.61
一日市77103180732.47
愛宕町2292394682292.04
桜台6997201,4195472.59
坂本町1001272271072.12
小舟渡8679311,7986772.66
合計4,5524,7769,3283,5932.60
花巻市全体49,80654,428104,23435,5342.93

 年齢構成別では、本市は年少人口と生産年齢人口が減少傾向となる一方、老年人口は、増加を続けています。花北コミュニティ地区を見ても同じ傾向となっていますが、コミュニティ地区別に比較しますと、年少人口の構成比率は一番高く、老年人口の構成比率は一番低い結果となっています。
 本地区として、高齢者の見守りなどに取り組むことが、検討課題になると考えます。

花北コミュニティ地区年齢別人口(平成24~26年3月末)
花巻市統計書より
 花北コミュニティ地区花巻市全体
H24H25H26H24H25H26
人口9,5509,7119,825101,353100,920100,250
4,6384,6964,74148,30248,02147,666
4,9125,0155,08453,05152,89952,584
15歳未満1,4511,4921,49012,56012,40012,148
15~64歳6,0816,1336,17859,56358,62857,614
65歳以上2,0182,0862,15729,23029,89230,488
構成比年少人口15.215.415.112.412.312.1
生産年齢人口63.763.162.958.858.157.5
老年人口21.121.522.028.829.630.4

15歳未満:年少人口 15~64歳:生産年齢人口 65歳以上:老年人口

第2節 児童・生徒数の推移について

 花巻市内の小中学校は、少子化の影響による児童生徒の減少に伴い、学校の小規模化や複式学級化などが進み、学校間の規模や学習環境にアンバランスな状態が生じています。本地区内の学校の児童・生徒数の今後の推移は次のとおりとなっています。
 本地区として児童・生徒の通学時の見守りなど子育て支援を行うことが、検討課題になると考えます。

児童・生徒数の推移と今後の見通し
花巻市教育委員会より(H27.5.1現在)
 学校名 H27H28H29H30H31H32H33
小学校花巻小学校児童数300288281270263268263
学級数14131311111111
桜台小学校児童数655666658655663660674
学級数23222324252424
市内小学校全体児童数4,9594,7704,5994,4554,3404,3204,137
学級数220203200192187180171
中学校花巻中学校生徒数485487504501490469470
学級数18171718171716
花巻北中学校生徒数370335360334328329321
学級数13131311111112
市内中学校全体生徒数2,7472,6882,6472,5912,4832,3552,368
学級数103104100100969393

▲目次に戻る

第3節 花北地区の防災

花北地区で具体的な形で想定されている災害は次のとおりです。

(1)土砂災害
 現在4箇所が土砂災害警戒区域等の指定を受けている。(急傾斜地の崩壊)
・下幅 桜台小学校体育館 ~ 下幅鍋倉線法面
・愛宕町 花巻駅から愛宕町への階段(南側) ~ 渡嘉商店付近法面
・愛宕町 花巻駅から愛宕町への階段(北側) ~ 藤木神社付近法面
・坂本町 まなび学園北側法面

(2)洪水による浸水
 花北地区の地形については、釜石線から県道花巻停車場花巻温泉郷線の間、県道花巻停車場花巻温泉郷線から県道山の神西宮野目線(旧国道4号線)の間がそれぞれすり鉢状の地形になっており、下幅や小舟渡周辺の地盤が低くなっています。
 花北地区における過去の洪水範囲は、昭和22年9月に発生したカスリン台風が最も範囲が広くなっている。南側は鳥谷ヶ崎公園、西側は釜石線、北側は枇杷沢川まで浸水した。また平成14年7月に発生した洪水による被害では、高文自動車学校とイトーヨーカ堂東側を流れる新川周辺と小舟渡公民館付近が浸水した。(花巻市ハザードマップ参考)

(3)地震による液状化
 東日本大震災時において花北地区の一日市、坂本町、愛宕町、四日町、下幅で、噴砂や道路・住宅の液状化被害が発生した。この一帯は、かつては北上川が、流れていた地域で、約330年前(江戸時代中期)の河道の付け替えで現在の北上川になった。旧河道は、長らく水田として利用されてきたが、1960年代後半から家屋が建ちはじめ、1990年代の終わり頃には全て宅地化された液状化は水田の盛土造成地で多く発生している。

 本地区としては自主防災活動に取り組むことが、検討課題になると考えます。

▲ 目次に戻る

第4節 花北地区の文化財

 花巻発祥の地ともいえる四日町や一日市など寺社の多いことから寺町ともいわれ た花北地区は、数多くの文化財が所在します。これらの文化遺産は、すべて市民の財産であり、私たちはこれらを大切に保護し、後世へ伝えていく必要があります。
 なお、民俗文化財(民俗芸能)の指定はありません。

(1)有形文化財
分類指定名称所在地所有者
建造物妙圓寺本堂 1棟愛宕町妙圓寺
絵画花鳥図襖絵 8枚市博物館妙圓寺
彫刻阿弥陀如来坐像 1体四日町廣隆寺
阿弥陀如来坐像 1体上小舟渡小舟渡八幡宮
阿弥陀如来立像 1体四日町順覚寺
大日如来坐像 1体四日町自性院
十一面観音立像四日町自性院
阿弥陀如来坐像 1体坂本町瑞興寺
宇賀弁才天坐像 1体坂本町瑞興寺
阿弥陀如来立像 1体愛宕町妙圓寺
木造親鸞聖人坐像 1体愛宕町妙圓寺
工芸品桶側二枚胴具足 1領
兜、大袖、小具足付(北松斎の甲冑)
愛宕町雄山寺
北松斎の遺品(羽織) 2点愛宕町雄山寺
鰐口 1口上小舟渡小舟渡八幡宮
古文書太平記外古文書 7点愛宕町雄山寺
歴史資料小舟渡八幡宮献額(寛保3年銘) 1面上小舟渡小舟渡八幡宮
小舟渡八幡宮献額(弘化2年銘) 1面上小舟渡小舟渡八幡宮
(2)史蹟名勝天然記念物
分類指定名称所在地所有者
名勝イギリス海岸下似内、上小舟渡、北上川国、花巻市、個人
天然記念物廣隆寺の大いちょう四日町廣隆寺
第5節 自治会の活動について(各地区自治会長回答)

行政と地域コミュニティの関係に関するアンケートより一部抜粋(H27.6~7実施)
岩手大学大学院連合農学研究科 役重眞喜子さん調査

問1.自治会に関してのお困りのこと、課題として感じていることは何ですか

  • 役員の後継者や活動の担い手がいない、または高齢化している。
  • 一人暮らし高齢者などが増え、地域生活上の不安が増している。
  • イベントのマンネリ化や住民の参加減少など活動が停滞している。
  • 新住民と旧来の住民の意識の違いなどから、活動の調整に苦労している。
  • 住民同士の交流や助け合いなど、地域のつながりが薄れている。

問2.コミュニティ会議による地域づくりの効果(課題)をどう感じているか。

  • 担い手不足や高齢化で一部の人の負担がおおきい。
  • コミュニティ会議への住民理解や参画が進まない。
  • 住民や自治会等の意見が反映されにくい(反映されやすいと半々の声)。
  • 自治会や区長など既存組織との役割分担、連携が難しい。

  • 住民参加の意識作りの工夫の必要性を感じる。
  • 役員の高齢化が進み組織の弱体化が進行している。
  • 自治会活動に対する住民理解の低下がある。
  • 子ども、高齢者を主体とした内容の活動を考えていく。
  • 行政と地域住民、両者とも共助の心が必要である。
  • 現行の地域づくりは行政側はメリットがあるが、住民側はメリットがない。
  • 今後花巻市が1つとなってどう発展させていくべきかが課題である(地域元気スポーツ交流大会のような機会の工夫)。

▲ 目次に戻る

第6節 自主防災組織について(自治会長または自主防災組織の長回答)

自主防災組織に関するアンケートより一部抜粋(H27.10実施)
コミュニティ協議会地域安全部会調査

問1.町内会に加入している世帯数はどれくらいですか。

1.加入率50%未満 1団体、

2.50~75%未満 2団体

3.75~90%未満 2団体、

4.90~100%未満 3団体

5.100% 3団体、

問2.この1年間の自主防災活動について伺います。(複数回答可)

1. 防災組織の啓発活動の実施 4団体

2. 防災訓練の実施 6団体、

3. 組織体制の整備拡充 4団体、

4. 組織内外の会議、打ち合わせ会議 6団体

5. 特になし

6. その他具体的に
 ・災害時要援護台帳の整備
 ・地区内の要注設備の定期点検

問3.組織全体を対象とした総合的な防災訓練を年に何回行っていますか。

1. 実施していない 4団体、

2. 1回実施 4団体、

3. 2回実施 3団体

問4.あなたの町内会で防災活動において、抱えている問題はなんですか。ご自由 にお書きください。

  • 今後、防災活動を実施した中で、問題点を見つけだし取組みを進めたい。
  • 防災意識を高めるうえでどういう取組活動をすべきか
  • 避難者受け入れ時、「避難者受け入れカード」なるものを作成し、様式を統一 し、振興センターに保管しておくことによって有事の際受け入れがスムーズにいく。
  • 防災グッズの補助拡大。
  • 老人が多い。お助け隊より助けられる人数が多い。
  • 待避所の耐震構造や浸水に不安。災害時の市民全体への連絡方法(FM花巻では不安。有線放送が考えられないか)協議会と自主防災会との連携の在り方について話し合う機会が必要。
  • 自主防災に無関心の住人が多すぎる。地道に広報活動しかないと思う。
  • 実施しても役員が2年で替わるため、年々活動が低下していくと思われる。
  • 役員向けの防災セミナー等を毎年開催し、徐々に防災意識が高められれば。
  • 個人情報が優先され、地区内の世帯について不確定な要素がある。

花北地区は、
地域の現状及びアンケート調査の結果次のような地域課題があります。

 (1)社会・経済構造の変化による住民ニーズや価値観の多様化
 (2)少子・高齢化や核家族化の進行による人口構造の変化
 (3)役員の後継者・活動の担い手不足
 (4)新住民と旧来の住民の意識の相違
 (5)住民同士の共助・互助の希薄化
 (6)防災意識の欠如
 (7)町内会加入率の低下

などがあり、これらに地域住民がどのように関わり課題の解決を図るかが求められています

花北地区コミュニティ計画体系図

▲ 目次に戻る

第4章 基本計画

第1節 安全・安心なまち

 都市化の進行や基幹道路網の整備により、安全・安心な生活環境の保持に向けて種々の課題が提起されております。地域の安全・安心は、地域住民の生活の基本的な要件であり、種々の災害等から安全が守られてはじめて、ゆとりと潤いのある日常生活が営めることから諸活動を推進します。

 ○防災対策の充実 ・・・災害時連絡網及び避難誘導体制の整備
             浸水防止対策の整備(内水面における浸水対策)
             自主防災組織の支援
             防災施設及び防災資機材の整備支援

 ○交通安全の推進 ・・・子どもと高齢者等交通弱者の安全確認への支援
             通学路等の安全対策支援
             交通安全環境の整備支援と安全意識の高揚

 ○防犯活動の推進 ・・・児童の登下校及び地域における安全対策支援
             夜間の防犯体制の強化
             地域防犯活動の推進

第2節 環境に優しいまち

 地域の環境が悪化していると言われている。良好な住環境は、うるおいとやすらぎのある日常生活をもたらすものであり、また地球環境を守るうえでも、一人ひとりが環境にやさしい生活様式を身につけることが求められています。「自らのまちは、自らがつくる」という認識のもと、人々にとって住みよい・魅力あるまちであり続けられるよう、地域の環境美化に努めます。

 ○ごみの分別と減量化 ・・・ごみの分別の徹底
               ごみの減量と再資源化の推進

 ○公園・都市空間の保全と美化 ・・・都市景観の創出
                   環境美化運動の推進
                   安全で快適な広場の整備支援

 ○不法投棄の排除 ・・・不法投棄監視体制の支援

第3節 健康・福祉のまち

 健康は、日常生活を営むうえで何事にも代えがたい財産です。近年健康の維持・増進に対する住民意識が高まっており、住民一人ひとりが、日頃から健康に対する知識と行動を身につけるよう健康づくりに対する支援体制を整備します。
 地域福祉は、児童から障がい者、高齢者までの幅広い領域であり多くの課題を抱えている分野でありますが、いきいきと暮らせるまちをつくって行くためには、安心して生活できる環境整備が重要となっており、思いやりの心をもち、お互いが支え合いながら暮らしていける地域福祉の形成を図ります。
 少子化・高齢化により人口の減少が危惧されており、各種施策の子育て支援が推進されています。本地区は、近年若者世帯が増加し乳幼児が増えており、地域が一体となった子育て支援に取り組みます。

 ○健康の維持・増進 ・・・健康づくり運動の推進
              健康教育の実施
              疾病の予防、早期発見及び早期治療
              健康づくりに向けた環境づくり

 ○地域福祉の推進 ・・・要援護者に対する支援体制の充実支援
             地域福祉基盤の整備
             情報の収集と共有

 ○子育て支援 ・・・子育て環境の整備

 ○長寿社会への対応 ・・・ふれあいと交流の促進
              生きがい対策の促進
              地域福祉活動への連携

第4節 子どもを育むまち

 次世代を担う限りない可能性をもった子どもたちは、家庭・学校そして地域社会の中でもてる可能性や個性を伸ばす機会が与えられ、豊かな心とたくましい身体をもった地域住民として成長することが望まれており、地域が一体となって健全な育成を図ります。

 ○健全な青少年の育成 ・・・青少年健全育成体制の整備
               非行防止活動の充実
               青少年育成事業の推進

 ○学校・家庭・地域の連携 ・・・安心して学び・遊べる環境づくりと役割分担
                 規則正しい生活習慣づくり

第5節 教育・文化のまち

 生涯を通じていきいきと充実した生活を営むためには、学校教育のみならず、自発的意思により学習活動を継続することが重要であり、教育・文化の向上に向けた環境整備を図っていきます。
 芸術文化は、歴史や文化、先人の理解を通じ芸術文化にふれ、そして文化を高める活動を推進します。
 スポーツは、体力の維持・増強のみならずお互いがふれあうことで連帯感の醸成につながります。誰も気軽にできるスポーツ・レクリェーションの普及に努めます。

 ○生涯学習の推進・・・生涯学習機会の提供
            社会教育の充実

 ○芸術文化の振興・・・活動団体との交流促進
            芸術文化活動の推進

 ○文化財の継承・・・ 文化財の保護・活用の推進

 ○スポーツの振興・・・住民参加型スポーツ・レクリェーションの普及
            スポーツ推進体制の整備
            スポーツ大会の開催

第6節 ふれあいと交流のまち

 まち(地域)は、そこで生活し活動する空間です。「もの」から「こころ」に移行しつつある近隣社会は、地域住民同士のふれあいと交流の促進が必要であり、お互いに支え合う地域社会を構築するとともに、地域を愛する心の醸成を図ります。

 ○ふれあいと交流機会の確保・・・あいさつ運動の推進
                 活動情報の提供
                 住民の自主的活動の支援
                 自治公民館の利用促進

 ○地域基盤の整備・・・地域コミュニティ推進組織の充実
            次世代リーダーの育成
            各種団体の活動支援

第5章 計画推進体制

 本計画は、今後の花北地区のまちづくりを推進するための総合的な計画であり、その範囲が広範にわたるため、地域住民(居住、在勤、在学する人や事業者などの個人)や地域団体(町内会及び自治会、地域各種団体、学校、企業等)との連携はかかせないものになります。
したがって、地域住民や地域団体に本計画の趣旨や内容の周知を図り、連携の強化、協力体制づくりを進めていきます。
 また本計画は、行政が行う各種計画・事業の指針としての役割があります。
地域と行政のそれぞれの役割を協働のパートナーシップによって、問題解決が図られ各種計画の推進により、事業の実現を図り、地域と行政が共に支え合う協働のまちづくりを推進します。

▲ 目次に戻る

※平成20年5月策定の「花北地区コミュニティ計画」はこちらからごらんください。