花北地区は、市の中心市街地の北部に位置します。
この地域は、花巻城代を務めた北秀愛(ひでちか)・北信愛(のぶちか、後に松斎)父子が、文禄・慶長年間(1593~1613)に四日町・一日市町・川口町(現在の上町、里川口町)を開き、町づくりを進めたところであります。町の南北に奥州街道が走り、街道付近には瑞興寺、雄山寺、妙圓寺、順覚寺、廣隆寺、自性院や坂本稲荷神社、愛宕神社(現 花巻神社)といった寺社が配置され、御仮屋(参勤交替等の宿)、制札場(せいさつば)、代官所、西御蔵などの藩の施設や商家が立ち並び賑わっていました。
明治22年(1889)町村制の施行により、それまでの「花巻村」に小舟渡(高木村の一部)を含めて「花巻町」が発足し、ほぼ現在の花北地区の形になりました。
近年、花巻市の土地区画整理事業により、桜台や星が丘、本舘地区が新市街地として整備され、同時に四日町北、下幅地区も組合施行による整備がなされ、良好な住宅地として発展してきました。
花北地区は、11行政区で構成され、4,000世帯、本市の人口の約1割に相当する9,700人余が居住しており、歴史と伝統ある地域と発展目覚しい新興住宅地の中で、地域住民の弛まぬ努力により、まちづくりが進められてきました。
花北地区コミュニティ協議会を構成する行政区は、
浅沢、星が丘一丁目、四日町一丁目一区、四日町一丁目二区、四日町二丁目、四日町三丁目、一日市、愛宕町、桜台、坂本町、小舟渡の11行政区です。
No | 行政区名 | 男 | 女 | 計 | 世帯数 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 浅沢 | 878 (865) |
907 (899) |
1,785 (1,764) |
686 (672) |
2 | 星が丘一丁目 | 562 (586) |
610 (626) |
1,172 (1,212) |
514 (514) |
3 | 四日町一丁目一区 | 87 (96) |
103 (105) |
190 (201) |
85 (86) |
4 | 四日町一丁目二区 | 450 (440) |
476 (459) |
926 (899) |
420 (407) |
5 | 四日町二丁目 | 196 (205) |
219 (212) |
415 (417) |
190 (187) |
6 | 四日町三丁目 | 628 (609) |
655 (643) |
1,283 (1,252) |
562 (536) |
7 | 一日市 | 58 (58) |
63 (71) |
121 (129) |
55 (58) |
8 | 愛宕町 | 186 (188) |
166 (175) |
352 (363) |
191 (189) |
9 | 桜台 | 697 (683) |
772 (759) |
1,469 (1,442) |
681 (651) |
10 | 坂本町 | 89 (90) |
109 (114) |
198 (204) |
97 (97) |
11 | 小舟渡 | 856 (878) |
969 (988) |
1,825 (1,866) |
805 (790) |
合計 | 4,687 (4,698) |
5,049 (5,051) |
9,736 (9,749) |
4,286 (4,187) |